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Tバールーフについて

Tバールーフは1970年代から1980年代にかけて流行したオープンカーの形態の一つです。ルーフの中央部だけをTの字に残して取り外すことができるのが特徴で、ルーフを付けている時はクーペのように使用することができます。なぜ、Tバールーフが流行したのかというと、アメリカにおいて安全基準が厳しくなり、フルオープンの状態だと基準をクリアできなくなってしまったことが大きな原因です。ルーフの一部を残すことによってボディ剛性を高めることができました。オープンの状態だとオーディオやエアコンの意味がなくなってしまうという印象が消費者の間に広がり、オープンカーが敬遠され始めたことも原因の一つだと言われています。

また、オープンカーに比べると、Tバールーフ車は設計やデザインがノーマルルーフを踏襲することができるためにコストの面でも有利でした。しかし、ユーノス(マツダ)ロードスターが世界的に大ヒットしたことから、再びオープンカーが見直されるようになり、また電動でルーフを格納することができる技術が生まれるなどもあって、現在はTバールーフを採用しているクルマは現在製造されていません。ちなみに、最初にTバールーフを採用したのはシボレー・カマロです。

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